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されどきのぶろ。

元ホテリエのアラサー女のやるせないブログ。 雑記を中心に、ホテル・結婚式・アニメゲーム・ブログ作成・資産運用の事などをほざきます。

ホテルで忘れ物したらどうなるの?衝撃の忘れ物と後日談。

ホテルの話 雑学

こんにちは。元ホテルマンのキノです。

 

さて、突然ですが皆様。ホテル運営側にとって、困る問題・ケースってどんなことが考えられるでしょうか?

 

  • 「予約のドタキャン」
  • 「クレーマー」
  • 「部屋を汚される」
  • 「備品を持ってかれる」

 

いずれも非常に困る内容ですが、幸いにして頻度は高くありません。ホテルの規模にもよりますが、年1回あるかないかの問題も含まれています。

 

 

一方で頻度が非常に高く、困ってしまう問題の1つに「宿泊客の忘れ物」があげられます。

  

今日ご紹介する内容は各ホテルによって方針が違うでしょうが、少なくとも私の周りのホテルマン・元ホテルマン達はうんうんと頷いていたので、割とスタンダードな考え方なんでしょう。

 

忘れ物の頻度が多い理由としてはお客様とホテル双方に置ける「忘れ物」に対する考え方のズレが原因と私は見ています。恐らく本日公開する内容を見てびっくりされる方もいらっしゃるでしょう。

 

 

  • 日本ならではの「困ってしまう理由」
  • 実際にあった「処理に困った物」

 

 それぞれをご紹介していきつつ、是非「忘れ物」に対するホテル側の考え方を知って頂ければと思います。

 

 

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ホテル側は忘れ物を発見した時、わざわざ連絡をする事はしない。 

 

宿泊客がチェックアウトした後、清掃係が部屋に入り掃除をするのですが忘れ物が見つかるのは主にそのタイミングです。

 

見出しの通り、発見後にわざわざホテル側から「お客様ー、忘れ物がございます」と連絡を入れることはまずありません。基本的にはお客様からのお問い合わせを待ち、その間ずっとホテルで保管するというスタンスです。

 

それは、チェックインの時に連絡先・住所を聞いているのにも関わらずです。

 

一体、どうしてそんな意地悪をするのでしょうか。

実はこれにはきちんと理由があります。

 

 

連絡した際、本人に繋がるとは限らない。

ホテル側から連絡をお客様にしてしまった際に、起こりうるリスクとして以下の物が考えられます。

 

 

・違う人が電話に出てしまうかもしれない。

・違う方がお手紙を先に見てしまうかもしれない。

 

そして、これは非常に可能性は低いとはいえ、絶対に避けなければいけない大事件の発端になりかねません。 

 

 

どういうことかといいますと・・・要は、宿泊の事実を他の誰かに、知られたくない方が少なからずいらっしゃるという事です。

 

他の誰か・・・というのは家族・職場の人などさまざまですね。理由はご想像にお任せいたします。

 

よって、ホテル側としてはリスク回避の意味も込めて連絡をしないスタンスをとるケースが多いです。もちろん、いちいち連絡してたらきりがないという理由と上手くマッチしているというのが私の見解です。

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※0655割と好き。

 

実際に多かった忘れ物達を紹介してく。

一番頻度が高かったものは「未開封の飲料品・食料品」です。未開封なら代わりに食べてしまえばいいじゃないかと思われますが、これも立派な忘れ物。もしもゴミ箱に入っていたらゴミとして処理します。しかし、冷蔵庫の中やテーブルの上に置いてあった物は忘れ物として保管しなくてはなりません。

 

 

ここがまさに利用者とホテル側の考え方のズレポイントだと思います。

 

 

わかりやすくゴミ箱に入っていない限り、忘れものとして保管されてしまう事をご存じな一般利用者はあまりいらっしゃらないと思うのです。「荷物多いし、置いてっちゃおう。」という経験ある方は結構多いのではないでしょうか。

 

 

 

賞味期限が短い物は、さすがに一定期間経てば処分します。しかし、それが長い物となるとお客様からの連絡が無ければ(ない事が圧倒的ですが)数か月間保管せざるを得ません。

 

未開封のペットボトル位、捨ててしまえばいいのに律儀に全て取ってあります。

 

さすが日本といったところでしょうか。偏見かもしれませんが、これが外国だったら即捨てられるか、パクられますね(何度か経験済み)

 

 

飲み物・食べ物以外にも忘れ物は存在する。 

忘れ物は他にも衣料品・下着・携帯・本・サイフ・アクセサリー・いちじく浣腸・大人のおもちゃなどが比較的多いジャンルです。中には絶対本人から連絡ないだろうというものまでありますよね。

 

 

でもさすが日本。

 

いずれもご本人からの連絡が来ない限り、全てある程度まで保管しておきます。そして、私の経験上一番保管がきつかったのは「う○このついたズボンに入った財布」でした。

  

  

 ※ここからしばらく汚い話になります。

お食事中の方ごめんなさい。

 

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「うんこのついたズボンに入った財布」を保管しなくてはならなくなった理由。

 

夜の宴会が終わり、フロント周りも落ち着いた頃。トイレに非常に臭うものが落ちているという連絡が入り、あわてて回収しに行くとそれはありました。

 

恐らく、便座にたどり着く前に力尽きて開放してしまったのでしょう。無残な状況のズボンだけが残されており、履いていたご本人はそこにおらず。

 

さらにズボンのポケットには財布が入っておりました。

 

仕方なく、ルールに従いズボンごとビニール袋に入れ保管した次第なのですが、これが他のものと同じように、数か月単位で保管しなくてはならないとなれば、これはかなり深刻な問題です。

 

幸いにして翌日になり、「トイレにズボンを忘れてしまった人のご友人」から連絡があり無事に回収されていきました。

 

 

 

つっこんではいけません。

 

 

 

 

という訳で、皆様。ホテルをチェックアウトするときは今一度忘れ物に注意を。いらないもの、置いて帰るものはわかりやすくゴミ箱に入れてから部屋を出ましょう。

 

たかが忘れ物、されど忘れ物。その裏にはホテル側の努力と、壮絶な物語が潜んでいるかもしれません。

 

 

それではばいばい!

キノでした。

 

学生寮の忘れ物: 本当にあった心霊体験・霊能者の霊視鑑定付き

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