されどきのぶろ。

元ホテリエのアラサー女のやるせないブログ。 雑記を中心に、ホテル・結婚式・アニメゲーム・ブログ作成・資産運用の事などをほざきます。

家族がパニック障害になってもうた。

こんばんは。もうだいぶブログ更新をおろそかにしています。どうも、私です。

 

まずは言い訳をば。

 

ブログ更新出来なかったのは「転職活動でそれどころではなくなった」「ネタが無くなってしまった」「100記事書いて気が抜けてしまった」など大小様々な理由がありますが、これらの言い訳を差し置き大きな核を成す出来事として記事タイトルに関する理由が挙げられます。

 

当ブログにも何度か登場していた妹がパニック障害になってしまったんですね。

 

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家族がパニック障害になってもうた。

パニック障害のきっかけは国内旅行。

無計画・無予定の姉こと私と違い、順調に結婚・出産を経た妹ですが、初めての経験となる子育てにはとても苦労したみたいです。

 

日に日にやつれていく彼女を見てきた私は、子育てもひと区切りついたタイミングで、妹を誘って姉妹水入らずで北海道に旅行に行ったのです。

 

が…

 

皮肉にも最初の症状が出たのがその旅行中でした。

 

元々旅行に対する考え方が真逆の私たち。「行きと帰りの飛行機とホテルさえ取れてれば何とかなる」という場当たり的感覚を持つ姉に対し、妹は「旅行の見どころを事前リサーチしたうえで、工程表に基づいて行動したい」わけで。

 

旅行先でのちょっとしたアクシデントから工程通りに事が進まなくなってしまい、その日から妹の異変が始まりました。旅行中に泣いてばかりいるし、食事もとれなくなってしまう始末。

 

ネットで色々調べてますます自信を失っていく。

旅行が終わってからも不調が続くようで、日に日にできないことが増えていきました。どうやら外出すると必ず吐き気と震えが襲ってくるようで。

 

妹も、妹なりに自身に起きている症状の正体をつかむために主にネットで検索を繰り返していたそうですが、その行動がますます症状を進行させてしまったように感じます。

 

妹の口から「私、パニック障害かも」と聞かされた時はドキッとしつつ、考えすぎだと一蹴しました。

 

私も含め周りは単に妊娠・出産・育児の3連コンボによる疲れによる育児ノイローゼのような物だと思っていましたからね・・・。

 

しかし、念のためと心療内科に行ってみるとビンゴ。今となって考えてみれば、早めに症状が分かったことは良い事だったかもしれません。

 

姉から見て、決して精神的に弱い子ではなかったと思います。ただあえて言うなら神経質でまじめな性格が今回の騒動に関わっているのだと後々読んだ書籍の数々から気づきました。

 

とにもかくにも、こうして私たちの戦いの日々が幕を開けました。

 

急にできなくなってしまった事の数々。

これまで普通にできていたことが急に出来なくなってしまうというのはここまで不便なものなのか。完全に自信を失ってしまった妹は、今まで無意識に行動してきた事すら意識してしまい恐怖の対象となってしまいました。

 

・電車に乗れなくなる

・大好きだった美容院に行けなくなる

・車の運転が出来なくなる

・一人で買い物に行けなくなる

・外食ができなくなる

・子供の行事に参加できなくなる

・電話に出られなくなる

 

いずれも「もしも○○(倒れたら・嘔吐したら等)が起きたらどうしよう」という全く根拠のない不安感が沸き起こってしまい体が動かなくなってしまうそうで。

 

出来なくなっていく事柄が精神的な要因によるものだから、第三者からしたらイマイチ理解ができないのです。目に見えないものだから。

 

姉である私でさえも「大げさにふるまっているのではないか?」「考えすぎだろう」と疑い、訝しみ傷つけてしまう発言をしてしまった事も正直あります。

 

当然、元をたどれば家族でも何でもない赤の他人だった妹の旦那は言うまでもないわけで。

 

旦那は嫁と子供を置いて出てってしまう。

妹の旦那は妹の変貌に耐えられず、子供も置いて実家に戻ってしまいましたね。

 

あー、結婚ってこんなもんかね。元ウエディングプランナーの私としては怒りを通り過ごして、やるせなさを感じます。

 

症状が改善しても二人の関係の綻びは改善の余地がなく、おそらく最終的には離婚という形になるのかなと。私がジャッジする話ではないけどね、子供が不憫でならない。

 

第三者がパニック障害を理解するには。

たった一人の姉として何ができるのか。

とにもかくにもパニック障害・不安性障害に関する書籍は片っ端から読みました。症状を引き起こす原因である脳内における不足気味な物質の存在と、それを補う薬のこと。森田療法と呼ばれる対処法などこれまでの人生において何ら関わりの無かった用語・知識が身につきました。

 

ただ、専門用語がやたらめったら多い書籍が大半なのでとってもとっつきにくい。読むのすごく疲れました・・・初心者、第三者でも比較的理解しやすい書籍を備忘録を兼ねていくつかご紹介すると以下の通り。

 

うつヌケ  

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

内容は主に鬱に関する物なので、パニック障害とは意味が違うのですが、第三者からは分かりにくい苦しみを知るにはとても理解しやすかったです。芸能人、アーティストなど著名な方のケースがいくつも紹介されていてさらに漫画なのでさくさく読めます。この手の本ってとっつきにくさがあるので、導入にとても良い本。

 

不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本 

不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本

不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本

これを読んで症状に対する考え方が変わりました。直さなくちゃいけないという気持ち・焦りこそが一番自分を苦しめてしまっているという内容は妹にも救いの一手になったようです。ただし、その考えの境地に至るまでがなかなか大変で今まさに訓練中です。

 

 心がスッと軽くなる認知行動療法ノート 

心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―

心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―

 

様々なタイプのワークシートをコツコツこなしていくと、自然と身につく認知行動療法。 1日2~6ページでOKなので気楽に読めます。パニック障害とまではいかないまでも日ごろストレスを感じている方なら一度読んでみるといいかも。

 

すぐ不安になってしまうが一瞬で消える方法

「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法

「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法

なぜ不安になってしまうのか、不安になってしまう仕組みを知ることが出来ます。そのうえで不安になりづらくなる具体的なメソッドを身に着けることが出来る本書。普段自分も「他人からどう思われてるのだろう」とか気にしてしまいがちなのでとても参考になりました。不安にならないのも「コツ」次第。訓練すれば不安もコントロールできるのだそう。

 

私たちの戦いはまだまだつづく

発症からもう半年以上たつわけですが、最近は症状との付き合い方を覚えてきたと本人が言っており少し安堵してます。

 

とはいっても相変わらず電車には一人で乗れないし、髪の毛は私が切ってます。子供の幼稚園のイベントには有給取って私も一緒に参加したりと。

 

うーん、何て不便なんだ。手探り状態がしばらく続きそうですね。

 

というわけで、3歩進んで4歩戻り、5歩戻って6歩進むような日々を過ごしています。

とにもかくにも姉ちゃんに任せろ。私たちの戦いはまだまだこれからだ!