資産運用に興味を持つきっかけ
私の資産運用の第一歩。それは銀行口座を作るところから始まります。
私がそれを初めて作ったのはちょうど大学に入ってからだったでしょうか。確か、バイトの給料の振込先として作ったんだったと思います。ちなみにアルバイトはリサイクルショップで働いていました。
後に目利きという技術に役に立つとは思いもしませんでしたが、それはまた別の話。
一人暮らしをして社会人になり、新卒で入社した会社には給与振込の際に指定銀行がありましたので、改めて会社の給料のための口座を作ったのですが、その時に目に飛び込んできたのが
「金利」という二文字。
今までは特に興味を示すこともなかったのですが、何故かその日、目にとまったこの「金利」の「数値」。この数字のあまりもの低さに当時びっくりしたのを今でも覚えています。
「えっ、これじゃ一年預けても引き出しの際の手数料にもならないんですけど・・・。」
私は元々ずぼらな性格(懐が厚いともいう)でして学生時代は、口座引き出し手数料に関しても特になにも考えずバンバン細かくおろしたりしてましたが、一人暮らしをするに当たり、その辺をシビアに考えるようになったのでしょうね。我ながら成長した物です。
金利ってどうなのよ。
この時感覚的に心に残ったイメージは「銀行に預けてもなんもメリット無いじゃないか」という事でした。
今現在の銀行金利を見ても同じことが言えます。いや、私が学生時代よりももっと深刻な状況かもしれませんね。殆ど0に近い金利なわけです。
ためしにインターネットで「金利 高い」などで調べますと出てくる金利は高くて0.2%(オリックス銀行)、物によっては0.002%なんてのもありました。
実際には0.5%というのも見つけたのですがこれは、初回限定+”3か月限定”のキャンペーンだったり(新生銀行)、大口定期預金(近畿銀行)が条件でした。大口定期預金とは1000万円以上を数年間の範囲で定期預金する必要がありますね。
さて、0.2%ってどんなもんよ?ということで
具体的に見てみましょう。
仮に私ががんばって数年かけて100万円貯めたとします。インターネットをフル活用して一番高い金利の銀行を探し出し見事0.2%の金利の銀行に一年預けたとして
1,000,000円×0.002
出てくる数字は・・・(わくわく)
2,000円!!
さらにこの金利はあくまで税引前の年利率であり、金利には20.315%(国税15.315%(復興所得税含む)、地方税5%)の税金がかかりますから、現実はさらに非情といったところ。
※ちなみにこの20.315%という数字は株の配当金の際にもお世話になりたくないなる数字ですね。
まあ、だいたい税金を引いた後1,600円ほどになるわけですが。1,600円でみなさん何をします?
100年預けてやっとこさ16万円です。
この現実に私はこのシステムに疑問を持つのと同時に、次のように考えました。「銀行に預けるのではなく、自分でこつこつ増やしていかないとだめだ。」
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zero-ipo.hatenablog.com