こんにちは、キノです。
ウエディングプランナーに就職したい人への記事がありがたい事にアクセスいただいているので今日はホテルへの就職面接対策について書きたいと思います。
いきなり言うのもあれですが、正直な話ホテルへの就職はそこまで難易度が高くないです。まずは以下の図をご覧ください。

完全失業率と有効求人倍率の推移のグラフ | 探してみよう統計データ|なるほど統計学園より引用 (線グラフの黒い方が有効求人倍率推移)
全体でみると有効求人倍率は平成28年度で1.36倍とただでさえ売り手市場となっていますが、さらにホテル業界が属する「接客・給仕の職業」単体で見てみると
接客・給仕の職業
有効求人数53,495件 有効求人倍率 2.59倍(前年比0.57)
就職希望者一人につき、入社ウェルカムな会社が2~3社あるという計算ですね。なお上の接客・給仕の職業とは「旅館・ホテル・飲食店・乗物・娯楽場等における接客・給仕などの仕事に従事する職業である。」と厚労省が定義づけていますので、この数字はホテルのみではありませんが、全体よりも高い倍率であることが推測されます。
しかし受かる人がいれば必ず落ちる人もいるわけで。
それに、たくさん内定もらったとしても肝心の第一志望の所落ちたら凹みますよね…。一応私、ホテルに関しては100%内定もらえてました(ただし、途中で英語面接がない所しか受けてませんが…)ので、以下、紹介させて頂く手法がご参考になれば幸いです。
もくじ
ホテルマン・ホテリエの就活面接に必要な事前準備は?
さて、ホテルの就活面接に必要な事前準備って一体何でしょう?
- マナーの勉強?
- 英語の習得?
- メイクの練習?
- 有名なホテルマンの著書を読む?
- そのホテルの歴史を学ぶ?
もちろんそれらも大切な要素です。記事のタイトルにもあります一番お伝えしたいことは最後にお話しするとして、まず前座としてそれらの要素に触れていきましょうか。
マナーの勉強。
本格的なものは多分入社後の新人研修の時に叩き込まれると思いますが、面接時に有効な技をひとつだけ上げるとすればお辞儀の仕方ですかね。
就活マナー講座/あいさつ編|在学生の皆様へ|朝日大学 就職支援webより画像引用
検索すればすぐに角度云々とか形式的なものがヒットしますのでイメージ沸くと思うんですが、さらにワンポイント。
「本日はよろしくお願いいたします」などの言葉を発した後から一礼する、いわゆる「語先後礼」でお辞儀するとさらに丁寧な印象を与えます。これやってたら、「君お辞儀のやり方わかってるね」と、いくつかのホテルで言われたので一応紹介しておきます。
英語の勉強。
これは面接直前にどうこうできる問題ではないですね。
私は得意ではないので偉そうな事言えませんが、ペラペラじゃなくてもなんとかなります。もちろん個人のスキルとしてあれば確実にプラスに働きますが、英語をしゃべるのが苦手な人もたくさんいましたよ。
ただし、これに関しては自分が入りたいホテルの立地、利用客の状況によってホテルが重要視しているか否かを、事前調査で目星をつけられるはず。また、外資系ホテルでは上司が外国人になるケースもあり英語できるできないが、昇進にも関わると知り合いのホテルマンがボヤいておりました。
なお、外資系ホテルでも運営は日本企業というケースもありますのでここは要チェックです。
例えば、同じスターウッドホテル&リゾートという外資系チェーン内のホテルでも、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズは相鉄ホテルが運営しており、総支配人は日本人。
一方、ウエスティンホテル東京はシンガポール政府投資公社傘下の株式会社三田ホールディングが運営しており、総支配人は外国の方です。
一言で外資系ホテルと言っても色々なパターンがありますね。
メイクの練習、スーツの着こなし。第一印象は重要です。
メイクに関してはあまりにも常識から外れた奇抜なものでなければOK。業務上、見た目というファクターも非常に重要です。それは綺麗か不細工かとかではなくて清潔感、見た目上の人当たりのよさはチェックされるポイント。あとはスーツの着こなし方(しわの有無や、ダボダボしてないかなど)も大切です。
もちろんこの業界に限った事ではないですが、第一印象は非常に重視されます。
ホテルに関する書籍を読んでおく。
私は窪山哲雄さんが好きだったので関連書籍をいくつか読みました。
ホテル業界で有名な方の著書になると、当然面接試験官も読んでいる事が多いので面接でも何度か活用できましたしね。もちろん入社したいホテルに関連する人が書籍出していたらそれは要チェックです。ホテルオークラの橋本さんとかもお勧め。
また海外ホテルのサービスを参考にサービス展開するホテルのケースも非常に多いので関連書籍も読んでみると面接時の受け答えに幅を持たせる事ができるはず。各ホテルのクレドのお話なんてのも面白いですよ。
ホテルの歴史を学ぶ。
ホテルの歴史については知識の詰込みなのでシンプルに。
ホームページのチェックと、ホテルのパンフレットを入手すると大抵そこに書いてあります。現場調査と併せて是非調べておきましょう。
このように事前準備は時間さえあればいくらでも突き詰めることができますが、私が実体験を通した上でお伝えしたいもっと大切なことがあります。
ホテルマン・ホテリエになりたい人が事前準備で差をつける方法。
周辺ホテルもまとめて利用する。
他の人と差をつけるのにはインパクトが大切ですが、これを取得する方法は非常に簡単。
ずばり周辺地域のホテルを全部利用してみる…これに、つきます。単純明快でしょう?
これだけ?と思われるかもしれませんが、実際徹底的にやってる人はほとんどいません。それ故、面接官は120%食いついてきますし、大抵驚きます。
基本はロビーに立ち寄るだけではなくお金を出して宿泊なりレストランなりを利用するのが良いです。そして、自分なりに感じた良いところと改善したらもっと良くなるポイントを抑えておきましょう。
グループ面接なら確実にライバルに差をつけられますし、他のポイントで多少失敗してしまったとしても挽回できる程のインパクトを秘めてます。
正直、学生時代の貴重なお金をつかうのは勿体無いと思うかもしれませんが、そこがミソ。皆もお金払ってまで、事前調査しません。一部の真面目な人が、事前調査したとしてもせいぜい面接を受けに行く予定のホテルだけとかね。
「周辺地域のホテル全部利用した上で御社に入りたい」なんて、志望理由と絡められればきっともう面接突破は目の前。もちろん嘘はダメよ、すぐばれるから。
この手法は時間はかかるけれど「ここまでやったぞ」という事実が明確なので、話す側として自信満々に話せます。そういった精神面でのプラスポイントも併せて活用いただけると思います。また、この理論はもちろんホテル業界だけでなく、他のサービス業やbtoc企業にも通用しますね。
先に挙げた様々なポイントと併せて、ぜひお試しあれ。
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