もういくつ寝るとお正月なんでしょうか…月日が流れるのは本当に早いですね。
そして皆様、毎年年賀状書いてますか?この記事を読んだらきっとあなたも年賀状書きたくなってくる事必至。
今日はそんなお話。
もくじ
年賀状離れの現状。
デジタルの進化による、アナログの後退
いや、いきなりタイトルと矛盾する話なんですが。
私、ほとんど年賀状書いてません。厳密にいうと親族と送ってきてくれた人にしか書いてません。
友達とは基本ラインで「あけおめ」送って済ませてしまうし、会社も上司に送る文化がないのでほとんどハガキ使わないんですよね。
また、これは憶測に過ぎませんが若ければ若い人ほど年賀状を送らないのではないかな、特に現代の人は。私が十数年前の女子高生時代にはまだラインは無かったけど、その時代ですら携帯メールであけおめしてたしね。
年賀状発行枚数と一人当たりの平均枚数の推移
憶測だけでは説得力も糞もないのでネット上で年賀状の数の推移状況を探してみると、実際にデータを挙げている方がいらっしゃいました。引用させていただくとこんな感じ。
↑ 年賀葉書発行枚数(万枚)(2001年以降)
なるほど、年賀状はがき発行枚数・一人当たりの作成数共にピーク時よりもかなり減っていることが分かりますね。国民的アイドルである嵐をCMに起用までしても、日本人の年賀状離れに歯止めをかけることが出来なかったわけだ。
引用させていただいた記事にはその他にも実に興味深いデータを挙げられていたので気になる方はご覧になるといいかも。
駅やショッピングセンターで郵便局の人がはがきを売ってるのを見かけることが多いけど上の推移を見る限り、かなりキツイでしょうね。年賀状くじも昔よりいい景品になっている気がするけど、それでも人々の年賀状離れは止まらない。
ちなみに我が家は郵政省に貢献していた。
記事冒頭で、年賀状をほとんど書いてないと告白した私ですが、昔は違ったのです。
お世話になった人には年賀状を書くものだという家族の強い指導のもと私の家では中学1年生から高校3年生までの間、毎年年賀状を書かされてました。正直いやいやね。
理由の一つに祖父が郵便局で努めてたというのもある。それ故か、まっさらな年賀はがきが家に毎年1000枚近く入荷されてたんじゃないかな。
その大量の年賀状を消費するためにテンプレートどおりに「あけましておめでとうございます。今年もよろしく。」って書き続けるのもつまらないし、ただの作業にしか感じられず苦痛で億劫だった。
そこである時閃いたのが、年賀状をふざけて作ろうと考えるようになったのね。遊び感覚で嗜好をこらして年賀状を作ることで自分自身楽しめるかなと。(ここに相手の感情の余地はない所が若さ所以か)
CM・くじでダメなら年賀状を楽しもうという風潮を作ろう。
年賀状ドッキリ大作戦
例えば、
- 一文字ずつはがきに書いて並べ替えるとどんなメッセージでしょうクイズ←複数枚消費できるのでお勧め。
- 暑中見舞いのはがきで「夏かとおもいましてinハワイ」としたためる
- 普段ギャルっぽい子なんだけど二次元好きをカミングアウトしてくれた子に好きなキャラ満載で年賀状送る
- 宛先の子の寝顔隠し撮り写真を貼る
- 筆跡が特定できないようにする例のあれ風(下記参考画像)する

…などなんか訴えられたら負けそうな事をやっていたのね。滑ってるのも相当あったと思う。
こんな感じで、相手の都合を考えずにやっていたら元旦は私からくる年賀状に気をつけろみたいな風潮になって。それでさらに調子に乗って、数年間そんなことやってました。
最終的に年賀状で逆襲された。
でも、高校3年生の時に事件が起こったのよ。
元旦の朝、家に届いた年賀状の仕分けを母がやるのが恒例だったのだけど、その母から
「ちょっと、あんたこういうの好きなの?」
と渡された年賀状を見ると、同性同士がちゅーしながらお互いの手でハートを作ってそのハートの中に「あけおめ」って書いてあった。言わずもがな、いわゆるBLね。
しかも一通だけではなく複数の人からくるんですよ。これはマジで焦った。絵のクオリティは人によってまちまちだけど全部男性同士が接吻しながら、互いの手でハートを作っていたよ。ご丁寧にフルカラーの人もいた。
その日から年賀状の仕分けは私がすることになった。
というわけで年賀状は相手を想い、楽しく書こうね。おねえさんとの約束だぞ。
